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2011/11/22 【労働経済】
高校生の就職内定率やや上昇―厚労省
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2011年11月18日の厚生労働省の発表によれば、来春卒業予定の高校生の就職内定率は、9月末時点で41.5%で、前年同期より0.9ポイント高くなりました。
就職希望者は約17万4千人で、うち約7万2千人が内定を得ています。就職希望者1人に対する求人数を示す求人倍率は0.92倍でした。
厚生労働省は震災・円高のため企業の求人が鈍化し、依然、厳しい状況が継続しているとしています。
高校生の就職内定率は、全国のハローワークを通じて調べる厚生労働省と、都道府県教育委員会などを通じて調べる文部科学省が毎月交互に発表しています。
厚労省の調査ではハローワークを経由した就職決定者が対象となっているため、公務員に就職した人や縁故採用等で就職した人は含まれません。
低迷が予想された東日本大震災の被災地では首都圏等での求人開拓が進められた結果、岩手で前年同期比5.5ポイント増の48.9%、宮城33.8%(同6.3ポイント増)、福島36.8%(同3.8ポイント増)と、いずれも前年同期を上回る結果となりました。
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