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2011/10/25 【年金・医療】
国保運営の広域化、知事会と市町村に対立
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厚生労働省は24日、国民健康保険の再編問題を話し合う国と地方団体の協議を行いました。
市町村が運営する国保を広域化し、将来都道府県に財政運営を担わせる厚生労働省方針を巡っては、全国知事会は慎重意見を表明。再編に前向きな市町村との温度差が浮き彫りになりました。
この日の協議では、全国市長会や全国町村会の代表が「持続可能な制度にするには不可欠」(岡崎誠也高知市長)などと理解を示した。
しかし、全国知事会を代表する福田富一・栃木県知事は「国は財政責任をどう果たすのか明確にし、あらゆる方策を検討するべきだ」と反論。
政権が廃止の方針を掲げる後期高齢者医療制度についても、「制度が定着しており、必要な改善を加えながら安定的な運営に努めるべきだ」と述べ、廃止に反対しました。
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